今年度は、亀岡市の平の沢池にて野鳥観察会を行いました。
47 名の参加者を得、講師からは、種名の同定にとどまらず、生態や環境などについての詳細な説明をいただき、水辺や山野の多様な野鳥を興味深く観察することができました。
お目当てのコウノトリは残念ながら留守でしたが、おだやかな早春の日差しを浴びながら、参加者それぞれに双眼鏡をのぞき、互いに教え合う和やかな楽しい観察会となりました。
日本野鳥の会京都支部の講師の皆様、ご協力ありがとうございました。
観察内容の詳細は以下のPDFをご覧ください。
積雪期の救助訓練および講習会を比良・堂満岳の北面で行う予定でしたが、前日から雨予報のため、実施場所を正面谷の駐車場としました。
現着時は本降りの雨、駐車場にタープやフライシートを張り、雨を避けて遭難者の救護や搬送の手順を訓練を行いました。
実際の搬送も雨の中、遭難者を括り付けるスリングや搬送時のロープが緩いと遭難者、救助者ともに負担が大きくなるということに注意を払う。その後、雪崩の危険性やビーコンでの捜索、救助。救出の実習を行い、応急手当(低体温症対策)などについて指導と意見交換をした後、実際のビーコンによる捜索を体験しました。
経験者の指導により、比較的早く遭難者を発見することができ、参加者も満足の様子だった(ビーコンの性能もよくなっているのか?)。
積雪期救助訓練を雪のない場所で雨の中という変則的な訓練、講習であったが、参加者それぞれに満足した様子が伺え、成果があったと感じられたのは、講師、委員を始め真剣に受講された皆さんのおかげと思っております。
この訓練の成果を今後に生かして、安全で楽しい雪の山を楽しんで行きたいものです。
(一社)京都府山岳連盟では、無雪期、雪期の訓練や講習、沢登りや山スキー、登山学校の開催など、多数の事業を行っています。個人、団体を問わず、関心のある方はご連絡ください。
京都一周トレイル「伏見・深草ルート」の標識が日焼けして見づらい状況がありましたので、令和5年2月15日7ケ所交換作業を実施しました。
盗人谷で雪による倒木や大きな枝がコースを塞いでいます(北山西部コース標識59~61)。
撤去作業が済むまで、通過には十分ご注意ください。トレイル委員会臨時作業は2月22日予定しています。
京都府山岳連盟 トレイル委員会では関係機関と連携の上、京都一周トレイル®の整備活動を行っています。
2022年12月~2023年01月の活動の様子は以下のPDFで御覧ください。
登山学校2022年度活動報告(第6コース)
第6回の室内学習は11月5日に「山の天気」というテーマで実施しました。
そして、実習登山は11月13日に京都トレイル「二ノ瀬~千束」で実施しましたが、日本海北部を発達しながら北東に通過する低気圧から延びる寒冷前線と、東へ抜けて行く太平洋高気圧の縁を回って入ってくる暖湿流による雨雲で「夜泣き峠」を過ぎる辺りから雨が降り出しました。「向山」に着いた頃には本降りの雨となった為、標柱No.55から市原へエスケープしました。参加者には、事前に雨予報を伝え雨の中を歩く実習となりました。
第6回の活動内容は下記のサイトの「第6コース」から確認して頂けます。
12名の受講者を得て夏山リーダー講習会を開催しました。
9時 亀岡市交流会館集合
1日目(10/22)
座学メイン
登山計画 装備 行動 宿泊 ナビゲーション 気象
山の文化と規制 について受講した。
天気図の前に「方位体操?」いい気分転換になって有効だった
2日目(10/23)
セルフレスキュー
応急手当などの実技も含めた講習と登山の運動生理学
3日目(10/29)
遊歩道を歩き地図にトラックを記入してもらう
テント・ツエルト張り
4日目(10/30)
3チームに別れての班別登山
午後は救助シミュレーション
26時間の講習にみんな熱心に通っていただき、励まされました。
初めての講習で行き届かぬことが多々ありましたお詫び申し上げます。
来年の検定で、またお会いしましょう。
第5回の室内学習は10月1日に「山の地図②」というテーマで実施しました。
そして、実習登山は10月16日に京都トレイル「大原戸寺~鞍馬」を「整置」を行いながら現在地の確認と先読みをしながら歩きました。
第5回の活動内容は下記のサイトの「第5コース」から確認して頂けます。