パーソナル山行「箕作山(372m)・太郎坊山(350m)」

パーソナル山行「箕作山(372m)・太郎坊山(350m)」

UP 2023-11-21
報告者パーソナル委員会
実施日程 2023/11/19
実施場所箕作山(372m)・太郎坊山(350m)

こんにちは。山歩き歴一年。初心者マークの山行レポート2回目です。
個人(パーソナル)会員向けの山行では、毎月の山行地として主に京都市内から1時間弱で行ける低山が設定されています。
今回はリーダー・サブリーダーを含め総勢22名で、滋賀県東近江市の船岡山、岩戸山、小脇山、箕作山、太郎坊山を歩きました。たった一日で五山も縦走したわりに、歩いた距離・時間ともに先月よりも短く、解散時刻も早く、初心者でも難なく気軽に歩けるコースでした(万歩計は13,000歩)。

箕作山は「みつくりやま」と読みます。箕(み)とは農具の一種で、殻やごみをふるいわけるためのものをいうようです。その昔、この地で箕作を生業とする人たちが住んでいたのでしょうか。四方を山に囲まれ、琵琶湖という豊かな水脈のある近江盆地は古くから農業で栄えた土地なのですね。
途中、眼下に広大な田畑地帯と琵琶湖を、目線を上げると遠くに比良山、伊吹山、鈴鹿山脈を見渡せる絶景ポイントがありました。
日頃、デスクワーク中心で過ごすことが多い中、山行を通してわずかながらもその土地柄に触れ、悠久の歴史に思いをはせるのは貴重な時間だと思います。
終盤に立ち寄った太郎坊宮は、勝利と幸福を授ける神様をお祀りしているとのこと。地元の人たちの信心を集めている神社なのでしょう。立派な鳥居が立ち並ぶ参道、眺望抜群の本殿、大きな夫婦岩、紅葉が黄金色に色づく拝殿など見どころ満載。日曜日だったこともあってか、ご家族で連れ添う参拝客の姿を多く目にしました。

天候に恵まれ、風は冷たいものの陽ざしは暖かく、ほとんど汗をかかない山行でした。
次回は12月9日(土)、丹波亀岡の半国山です。どうぞふるってご参加ください。

補足/

今回の待ち合わせはJR近江八幡駅から近江鉄道に乗り換えて3つ目の「市辺(いちのべ)」駅。近江鉄道ではICカードが使えず、珍しく現金で切符を買いました。が、自販機で新500円玉が使えなかったのです。乗るべき電車の発車時刻が迫る中、後ろに行列ができてしまい、焦りました。幸い駅員さんは慣れた様子で事なきを得ましたが、何ごとも準備が肝心だと思いました。(むらかみ)

●コースタイム

9:45市辺駅出発~10:10十三仏登山口~11:13小脇山~11:36箕作山、昼食、記念撮影後12:15出発~12:38太郎坊山~13:07太郎坊宮~13:56太郎坊宮駅解散
走行距離/6.8㎞ 時間/4時間11分(休憩時間を含む)

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パーソナル山行「京都北山 天ケ岳(788m)」

パーソナル山行「京都北山 天ケ岳(788m)」

UP 2023-10-18
報告者パーソナル委員会
実施日程 2023/10/15
実施場所京都北山 天ケ岳

山歩き歴一年。以下、初心者マークの山行レポートです。

実施4日前、当日の降水確率は90%。あきらめ半分で状況を見守るも、徐々に雨が止む予報に切り替わり、実施の英断が下りました。
事前案内メールにあった「ヒル対策を忘れずに」を受け、買ったばかりのゲイターの装着方法をYouTubeでチェック。前の晩はときおり強く雨音が聴こえ、雨具やおやつなど持ち物を何度も確認して早めに就寝。幸い予報通り雨は通り過ぎたようで、朝、家を出る頃には爽やかな青空が広がっていました。

集合場所は大原バス停。それぞれに顔見知りの方と挨拶を交わし、トイレを済ませ、準備体操をして、いざ出発。
今回の参加者は総勢22名。一列に並び、雨でぬかるんだ足元を気にしながらゴツゴツ道を登りはじめました。幸いどなたもヒルには遭わなかったようです。途中、かなりの急坂、人一人がやっと通れる狭いところや手を使って登る箇所がありましたが、一時間ほど歩くと今度はなだらかで歩きやすい道にかわりました。リーダーいわく「平和な道です」と。はい、皆も口々に「平和が一番」などと言っていました。

2回ほど休憩を挟み、予定時刻より30分ほど早く、山頂付近の見晴らしの良いところ(天ケ岳の北の鉄塔)で「待ってました!」のお弁当タイム。山で食べるおにぎりはどうしてこんなに美味しいのでしょう。
立ち止まると風がひんやり感じられ、薄手のものを羽織りました。「来月には保温ポットを持ってこよう」「次はフリースが必要か」「そのリュックいいですね」などと話していると、あっという間に出発時刻に。集合写真を撮り、もう一度、隊列を組みなおします。

下りは登りよりも距離が長く、足を踏み外さないよう慎重に下るところ、今さら気合の登り坂、日陰の薄暗い道、迷いやすいところなど決してラクではありません。時折、誰かのドサッとコケる音が聴こえてきました。わたしも1回コケました。
休憩3回。標高が下がるにつれ「まだか、まだか」と気がせきます。最後の薬王坂(やこうざか)では脚がガクガク。お昼にしっかり食べたはずが、もうお腹が空いていました。

その後、今日一日リーダーを務めてくださったO氏・サブリーダーK氏先導の元、誰一人欠けることなく、ケガもなく、ほぼ予定時刻通りに鞍馬駅近くに下山。「おつかれさまでした」の挨拶をして、それぞれ帰途に就きました。
万歩計は23,800歩! 暑くもなく、寒くもなく、空は高く、陽ざしは暖か。まさしく秋の山行日和でした。ありがとうございました。また来月に。(むらかみ)

●コースタイム
9:25大原バス停(120m)~10:33焼杉山・翠黛山分岐(480m)~12:05天ケ岳の北の鉄塔(775m)~12:50天ケ岳(788m)~13:50三又岳(565m)~14:10戸谷峰(510m)~15:20薬王坂(380m)~15:35鞍馬・八幡宮横広場(245m)
距離/12.5㎞ 時間/6時間10分(休憩時間を含む)

秋晴れ
休憩中は水分・塩分・糖分補給
遠くに琵琶湖が見えました
初対面でもみんな笑顔
大人の遠足みたい
天ケ岳は大原10名山の一つ
パーソナル山行「奈良室生 額井岳・戒場山」

パーソナル山行「奈良室生 額井岳・戒場山」

UP 2023-09-25
報告者パーソナル委員会
実施日程 2023/09/16
実施場所奈良室生 額井岳(812m)・戒場山(737m)

近鉄榛原駅に 9 時 30 分にリーダー含む18名(女性 12 名、男性 6 名)が集合。
この時からすでに陽射しは強く、暑くなることが感じられました。

従来のリーダー、サ ブリーダーが欠席のため、今回のリーダーは湯浅会長です。
奈良交通バス 9 時 54 分発、「天満台 3 丁目」行バスに乗車して天満台 2 丁目で下車。 住宅街を抜け十八神社まで向かう。途中、正面に本日の目標の(大和富士と呼ばれてい る)額井岳とサガヒラ山が見えくる。振り向くと榛原の街並みと遠くに山々が見える。 額井岳の山頂は広場になっていて、東屋と三角点がある。
山頂からの展望案内板がある が、木々が茂っているので展望はほとんどなし。15 分休憩。
額井岳から荒れた急な道を 100m 下る、そして少し登るとサガヒラ山 743m。反射板のあ る所を通過して、戒場山山頂、こちらも展望はありません。 戒場山から、戒長寺方面に下る。戒長寺前には比較的きれいな公衆トイレがありました。
しばらく舗装道路を行くと山辺赤人の墓、15 分休憩して再び山道へ背丈の高い草が道 をふさぎ、藪漕ぎ感がありました、一旦車道に出てさらに山道へ(藪漕ぎ2段)住宅街 を通過して、バス停へ。

酷暑の山行でしたが、全員無事に下山しました。

<コースタイム> 天満台東2丁目バス停 357m(10:11)~ 子安地蔵 422m(10:24) ~ 十八神社 479m (10:37) ~ 額井岳 812m(11:54)~ 戒場峠 599m(13:11)~ 戒場山 737m(13:34) ~ 戒長寺 608m(14:07)~ 山部赤人の墓 487m(14:36)~ 天満台東3丁目バス停 334m (15:09)~ 15:15 の榛原行きのバスに乗車。

距離:8.9Km、時間:5:02(休憩時間含む)

2023パーソナル山行「奈良室生」1
2023パーソナル山行「奈良室生」2
パーソナル山行「南八ケ岳 赤岳・硫黄岳」

パーソナル山行「南八ケ岳 赤岳・硫黄岳」

UP 2023-09-22
報告者パーソナル委員会
実施日程 2023/08/19 ― 2023/08/20
実施場所南八ケ岳 赤岳・硫黄岳

昨年、残念ながら中止にいたしました「南八ケ岳 赤岳・硫黄岳」登山を、今年度は参加者も多く実施することが出来ました。

19日(土)午後1時頃に美濃戸に到着。美濃戸を出発の時には雷と雨が降り出しましたが、1時間ほどで雨も止んで、1時間ほどで美濃戸口に到着し休憩。皆さんの願いが通じて、明日も下山迄降らないことを願う。林道が切れて山道になり、雨の後だけに滑りやすくなっていましたが、無事16時過ぎには全員赤岳鉱泉に着きました。お風呂の後は厚いビフテキの夕食と差し入れのワインで、今日の疲れを取りました。

翌日20日は、赤岳・硫黄コースとも午前6時に赤岳鉱泉を出発。赤岳組は、行者小屋経由文三郎新道コースに挑戦。晴れていた空も徐々に赤岳に雲が掛かり始めていました。中岳との合流点から岩場が出てきましたので、川原氏がロープを出して、いつでも確保できる体制に。何とか岩場を超えて、全員赤岳の頂上に立つ事が出来ました。下りは地蔵尾根を下り12時に赤岳鉱泉に降りてくることが出来ました。

残念なのは、富士山が望めなかったことでしたが、硫黄岳組は、何とか見えたそうでした。休憩の後、雨の心配しながら硫黄岳組を追うように美濃戸迄下り、バスでお風呂屋さん迄行き、二日間の汗を流して帰りました。京都の東本願寺前には21時前に到着。無事帰ることが出来ました。

皆さんお疲れさまでした。

2023パーソナル山行「赤岳」
2023パーソナル山行「硫黄岳」