2022年9月3日、三重県/鈴鹿・石谷川本谷で、連盟主催の沢登り交流会を行いました。
連日の雨で谷の増水を懸念していましたが大きな影響もなく、参加者11名にて公認コーチ指導の元、沢登りを楽しむことができました。
以下レポート
連日の雨で谷の増水を懸念していたが、本流は平水の5倍位(通常が少なすぎる)の水で、濁りも何とか川底が見える程度に澄んでいた。
堰堤の駐車場で身支度を調え、躊躇なく徒渉を繰り返し進む。花崗岩の川岸が水につかりフットホールドが見えにくいが、ヘツリが面白い。水量多く少し濁りのある水は、少し深くなるとすべてを隠してしまう。足底で探りながら進むが、水が少ないより楽しく登りがいもある。水の色と川底の色で深さを判断する。急流では力強く歩を進める(そろりと足を置くと足をすくわれる)。急流の中よりもその上流の方が浅く流れも穏やかなので徒渉し易い。ヘツリは水際、または水の中のフットホールドを探しながら進む。水際から高く離れると行き詰まる。できるだけ水際に近いところを直線的に進む等の、沢でのルートファインディングを体験しながら目的地の「白雲の滝」に着く。
ここで集合写真を撮り、林道を駐車場へ戻る。今回は堰堤から上部を登ったが、水量が少ないと堰堤の下流にある滝を登ると、泳ぎもあり面白い。