2024年度指導・遭難対策委員会の第5弾の事業の「真冬の雪上訓練」を、赤坂山周辺で開催しました。寒波の影響により当日朝は京都市内でも積雪に見舞われ開催自体が危ぶまれたが、折角の雪上訓練の絶好のチャンスと捉え、参加者全員の安全に配慮しながらの開催。
1日目は、マキノ高原冬のキャンプサイトを使用した冬山テントの設営方法から始まり、ツボ脚による雪上の歩き方、アイゼン・ピッケルワークによる斜登降を行い、テント場に戻ってからの雪上テント泊での水作り、注意点や過ごし方のレクチャー。夕飯の後は、参加者やスタッフとの懇親会で、降り続ける雪の中、山談議で盛り上がりました。
2日目は、4時起床でテント撤収し、1日目の復習歩行とワカン歩行で武奈の木平まで進み、近辺の斜面を使用しての滑落停止訓練やスノーシェルター作りを体験。その後は赤坂山山頂を踏み、当初の雪不足の心配をよそに、充分な雪の中での雪上訓練を終えることが出来ました。
講習会の詳しい様子は、以下サイトの活動レポートページから確認して頂けます。
指導・遭難対策委員会委員会ウェブサイト(活動報告)