登山学校2025年度活動報告(第1コース)

登山学校2025年度活動報告(第1コース)

UP 2025-05-28
報告者登山学校
実施日程 2025/5/10(室内),5/18(実習登山)
実施場所(講義)京都テルサ (実習登山)伏見稲荷~蹴上

 

登山学校2025年度活動報告(第1コース)

 

今年度も事前応募制とし、応募者を先着60名して募集した。募集初日に33名の応募があり、関心の高さが感じられる。期待に応えられるようスタッフ一同努めていきたい。男女比はやはり女性が圧倒的に多いが、平均年齢は毎年若くなっているように思う。室内学習の講座を充実して、今年度は11講座としている。開校式と第1回室内学習を5月10日(土)、実習登山を5月18日(日)に実施した。

第1コースの活動内容は下記のサイトの「第1回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2025年度活動報告)
春の雪上訓練 〜金毘羅山〜

春の雪上訓練 〜金毘羅山〜

UP 2025-05-21
報告者指導・遭対委員会
実施日程 2025/05/18
実施場所金毘羅山周辺

2025年度指導・遭難対策委員会の第1弾の講習会「春の雪上訓練」を、京都市の金毘羅山で開催しました。

受講者は近年雪山登山を始めたお二人。今後レベルアップを目指す意欲にあふれており、講師側も自然と指導に力が入りました。

雪山に潜む危険、装備についての疑問や困り事、装着のポイントから始まり、アイゼン歩行にピッケルワーク、岩陵帯での通過や耐風姿勢についてもマンツーマンで熱い指導を行い、

最後は滑落停止姿勢練習を行い、来週に予定している中アの木曽駒ヶ岳での雪上訓練に向けた準備を行いました。

 

講習会の様子は、以下サイトの活動レポートページから確認して頂けます。

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詳細レポート(指導・遭難対策委員会)
春の自然観察会「清水山の植生について」を実施しました

春の自然観察会「清水山の植生について」を実施しました

UP 2025-05-19
報告者自然保護委員会
実施日程 2025/04/27
実施場所京都市東山区/円山公園周辺

詳しくは実施報告書をご覧ください。


令和7年春の自然観察会
2025スポーツクライミング競技 京都府選手選考会が開催されました

2025スポーツクライミング競技 京都府選手選考会が開催されました

UP 2025-04-28
報告者競技委員会
実施日程 2025/04/19
実施場所サンガスタジアム by KYOCERA

4月19日(土)、2025スポーツクライミング競技 京都府選手選考会(兼滋賀国スポ選手選考会)が、サンガスタジアム by KYOCERA クライミング施設で開催されました。
本大会は兵庫県選手選考会と合同で実施され、計50名の選手が凌ぎを削りました。

参加されました選手の皆さま、準備・運営にご協力いただきました役員の皆さま、ありがとうございました。

 

以下に、競技会成績(府内/総合)を掲示します。
※京都府代表選手選考については、後日発表いたします。

 

京都府競技会総合成績(PDF)

競技会全体総合成績(PDF)

スポーツクライミング競技 京都府選手選考会4
スポーツクライミング競技 京都府選手選考会3
スポーツクライミング競技 京都府選手選考会6
スポーツクライミング競技 京都府選手選考会5
スポーツクライミング競技 京都府選手選考会7
パーソナル山行「松尾山・小倉山縦走(京都)」

パーソナル山行「松尾山・小倉山縦走(京都)」

UP 2025-04-16
報告者パーソナル委員会
実施日程 2025/04/12
実施場所松尾山・小倉山(京都府京都市)

今回の山行は西芳寺(苔寺)から松尾山・嵐山公園と前半は京都トレイル西山コースを逆に辿り、後半は小倉山から六丁峠を経てJR保津峡駅に向かう約11kmのコース。

今回は令和7年度初回の山行ということで令和6年度登山学校の卒業生7名が参加。

天気も良く絶好のトレイル日和と思われたが、早朝におきたJR京都駅ホーム上の不審物発見による駅閉鎖・運転見合わせの影響で会員2名が参加できなくなり、一部スタッフや会員が集合時間に遅れるというトラブルに見舞われる。予定より少し遅れて、総勢20名(スタッフ1名は途中で合流)で苔寺BSを出発。

コースは全般的にわかりやすく、満開のつつじや少し散り始めた桜が目を楽しませてくれた。

松尾山手前で遅れていたスタッフと合流し、松尾山(276m)に登った後、嵐山公園に一旦下山。公園付近はインバウンド観光客であふれ、人ごみをかきわけ渡月橋を渡り左折。多くの観光客の中、保津川沿いをしばらく歩き、嵐山公園に至る。
トイレ休憩の後、亀山地区展望台に登り、ここで30分のランチタイム。

展望台からは真下に保津川が眺められ、保津川下りの舟が幾艘も通り過ぎていく。

どの舟も満席で保津川下りの人気の高さが伺い知れた。
ランチ後、全員で集合写真を撮った後、京都トレイルのコースを外れ、小倉山に向かう。小倉山(291m)山頂はほとんど眺望が望めないにも関わらず、「展望台」の看板が置いてあり、不思議に感じた。

小倉山を下ってしばらく歩くと右手に「嵐山高雄パークウェイ」が出現。
パークウェイ横の細くて少し険しい山道を下ると六丁峠に出た。ここで京都トレイル西山コースに戻り、舗装道路を落合橋まで降りる。落合トンネルを抜け、直ぐに左折し、少し寄り道。清滝川と保津川の合流地点の眺望を楽しむ。

ここからJR保津峡駅まで約1kmあまりの道のりを保津川に沿って歩く。
途中、保津川下りの舟やトロッコ電車を左手に眺めながら、保津峡駅を目指す。

愛宕山登山口を過ぎたあたりで保津川に架かるカラフルな鉄橋が遠望でき、JR保津峡駅(ゴール)に到着、ここで解散。
今日は色々とトラブルもあったが晴天に恵まれた楽しい山行でした。

参加者:会員14名、スタッフ7名、総勢21名

◎コースタイム
9:20 西芳寺(苔寺)BS~10:38 松尾山~11:30 渡月橋~11:57 嵐山公園亀山地区展望台(30分休憩)~13:23 小倉山~14:07六丁峠~14:23 落合橋~15:00保津峡駅(解散)

2.松尾山山頂
3.松尾山からの下り
4.集合写真
5.小倉山山頂
6.六丁峠に向かう
7.つつじ(清滝川)
8.トロッコ保津峡
「盗人谷三ノ橋」臨時作業報告

「盗人谷三ノ橋」臨時作業報告

UP 2025-03-31
報告者トレイル委員会
実施日程 2025/03/26
実施場所合同盗人谷三ノ橋臨時作業

[三ノ橋概要]
三ノ橋(L7MT,W1MT,川底からの高さ4.5MT)
迂回路(左岸道~右岸道、最大幅17MTに河川あり)

  1. 盗人谷三ノ橋「橋脚腐食・危険進入禁止」に伴い橋の両岸入口に「進入 防止木枠 設置」
    と「ラミネート表示」を実施。
  2. 2020年5月、「三ノ橋手すり折れ」 被害 時に半年間、橋が通行できなかった時に登山者が
    利用された迂回ルートに手を加えた。
  3. 倒木処置(大木および頭上の倒木)
  4. 土留め処置
  5. トレイル道上、(2本の金具とステップを作っていた大木)がずり落ちて危険になっていたため、位
    置を 修正して 安全確保を図った。
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登山学校2024年度活動報告(第9コース)

登山学校2024年度活動報告(第9コース)

UP 2025-03-31
報告者登山学校
実施日程 2025/3/15(室内),3/23(実習登山)
実施場所(講義)京都テルサ (実習登山)嵐山~松尾山~苔寺谷~嵐山

 

登山学校2024年度活動報告(第9コース)

 

第9回室内学習は3月15日(土)に「山の自然を楽しむ」というテーマで実施し、実習登山は3月23日(日)に「嵐山~松尾山~苔寺谷~嵐山」で実施した。実習登山終了後は、例年恒例となっている「終了式」をレストラン嵐山で実施し、室内学習と実習登山ともに5回以上参加した生徒に終了証を手渡すとともに、皆勤賞・精勤賞の授与を行った。又、この機会を利用して、岳連翼下の山岳会と個人会員について紹介した。

第9コースの活動内容は下記のサイトの「第9回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2024年度活動報告)
パーソナル山行「岩登り講習会」

パーソナル山行「岩登り講習会」

UP 2025-03-26
報告者パーソナル委員会
実施日程 2025/03/20
実施場所京都・金毘羅山の岩場

金毘羅山での岩登り講習会。事前資料によるといくつかの岩場ポイントが点在し、クライマーに人気の山だそう。テキストにも目を通しておく。履き慣れている通常の登山靴で参加。

参加者10名、スタッフ3名、戸寺バス停に10時集合。車に分乗しふもとの江文神社へ。

まずは神社の一角をお借りし、ハーネスの装着方法を学ぶ。初めてのハーネスに戸惑う参加者も多く、緊張の面持ちである。装備を整えて登り始める。 

最初の岩場スポットに到着。あたりには残雪が見られる。スタッフにより手際よく2箇所にロープが設置され練習開始。順番に三点支持を基本にひとつひとつ慎重に登る。岩の握りかた、足のおきかた、姿勢など指導を受ける。しかし下からのアドバイスに応えるのは容易ではなく、手足の長さや体の柔軟性の問題もあり、思うように届かないことも。なんとか無事に上まで登って降りてくる事が出来たが、地面に降りてからも、しばらくは心臓の鼓動が速いままであった。

ひととおり練習した後はロープを撤収。急登を進んで頂上の岩場へとむかう。そこは切り立った崖で高度感を感じたが、大原方面の眺望が素晴らしく、それまでの緊張もほぐれて一息。遅めの昼食を和やかにとっている間もスタッフの方々はロープの設置準備に取り掛かる。

「え?まさかこの岩場で!」…段々と皆の言葉数が少なくなっていった。

午後からの講習再開。自分たちにとってはかなり急峻であったが、慣れてきたこともあり垂直下降にも挑戦。待機中の支点確保。併せてトラバースの練習も行って頂いた。岩場での一般的な基礎技術を体験して講習は終了。下山後に解散となった。

岩場経験がほとんどなく、過去に個人の山行で、岩場への恐怖心に負けて先へ進めなかったという悔しい経験があった自分にとっては、大きな成果を感じた。

手足の長さはどうすることも出来ませんが(笑)、教えていただいたことを基本に、岩場において安全に落ち着いて行動できるよう努めていきたい。最後になりましたが、ご指導頂いたスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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登山学校2024年度活動報告(第8コース)

登山学校2024年度活動報告(第8コース)

UP 2025-03-17
報告者登山学校
実施日程 2025/2/11(室内),3/2(実習登山)
実施場所(講義)京都テルサ (実習登山)大原~江文峠~静原~鞍馬

 

登山学校2024年度活動報告(第8コース)

 

第8回室内学習は2月11日(火、祝日)に「山でのケガや事故の対応」というテーマで実施し、実習登山は3月2日(日)に「大原~江文峠~静原~鞍馬」で実施した。毎年このコースは10月に実施する第5コースだが、コースの一部が伐採工事で通行不可となっている為、繰り延べて実施した。気温が低く、小雨が降る中でのスタートとなったが、昼前には雨も上がり、竜王岳の往復を割愛したので、予定より早い下山となった。

第8コースの活動内容は下記のサイトの「第8回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2024年度活動報告)
真冬の雪上訓練 ~赤坂山~

真冬の雪上訓練 ~赤坂山~

UP 2025-03-13
報告者指導・遭対委員会
実施日程 2025/02/08 ― 2025/02/09
実施場所滋賀県 赤坂山周辺

2024年度指導・遭難対策委員会の第5弾の事業の「真冬の雪上訓練」を、赤坂山周辺で開催しました。寒波の影響により当日朝は京都市内でも積雪に見舞われ開催自体が危ぶまれたが、折角の雪上訓練の絶好のチャンスと捉え、参加者全員の安全に配慮しながらの開催。
1日目は、マキノ高原冬のキャンプサイトを使用した冬山テントの設営方法から始まり、ツボ脚による雪上の歩き方、アイゼン・ピッケルワークによる斜登降を行い、テント場に戻ってからの雪上テント泊での水作り、注意点や過ごし方のレクチャー。夕飯の後は、参加者やスタッフとの懇親会で、降り続ける雪の中、山談議で盛り上がりました。

2日目は、4時起床でテント撤収し、1日目の復習歩行とワカン歩行で武奈の木平まで進み、近辺の斜面を使用しての滑落停止訓練やスノーシェルター作りを体験。その後は赤坂山山頂を踏み、当初の雪不足の心配をよそに、充分な雪の中での雪上訓練を終えることが出来ました。

講習会の詳しい様子は、以下サイトの活動レポートページから確認して頂けます。


指導・遭難対策委員会委員会ウェブサイト(活動報告)