パーソナル山行「兵庫県宝塚市 中山連山縦走」

パーソナル山行「兵庫県宝塚市 中山連山縦走」

UP 2025-01-21
報告者パーソナル委員会
実施日程 2025/01/18
実施場所兵庫県宝塚市 中山連山縦走

今回の山行は阪急宝塚線中山観音駅北側の住宅街をぐるっと囲む中山連山を縦走するコース。
朝方はどんよりと曇っていたが、徐々に太陽が顔をだし、ゴールの中山寺到着時は雲一つない晴天で絶好の登山日和となる。

阪急宝塚線山本駅を総勢22名で出発(9:00)し、まず最明寺滝に向かう。市街地を10分ほど歩くと最明寺川を左手に臨む谷道に入り、辰巳橋を右折し5分ほどで最明寺滝に到着(9:25)。10メートル程の高さから落下する最明寺滝を楽しみ、辰巳橋まで戻り、今度は左手の道を満願寺西山(362m)に向かう。
尾根にでるとすぐに約130m程の岩場が前方に立ちはだかる。三点支持で登らなければならない険しい箇所もあるが、登りきるとすばらしい眺望というご褒美が待っている。
右手には六甲山や甲山、すぐ前方には伊丹空港、飛行機が離陸するのが見える。その後方には梅田のビル街やあべのハルカスも遠望できる。眺望を十分に楽しみ出発。

満願寺西山では三角点を確認し、右手に「宝塚けやきヒルゴルフ場」を見下ろしながら、長尾山(392m)に到着(11:35)。この辺りは住宅街(中山五月台)に最も近く、すぐ左手に整然とした街並みがはっきりと見える。
長尾山を過ぎるとしばらく平坦な道が続き、予定より少し早く、最高峰の中山(478m)に到着(12:05)。ここで30分のランチタイム。

山頂は気温6度と寒く、保温着を羽織ってランチを楽しむ。
全員で記念写真を撮った後、中山寺奥之院に向かう。途中「中央展望所」という標示があり、寄り道しようとするも「中央展望所は今は使われていない」という情報を登山客より聞き、寄り道はあきらめ当初予定とは別ルートで中山寺奥之院に到着(13:20)。
奥之院でトイレ休憩を取り、ここからは参道を下っていく。多くの参拝者とすれ違う。
途中「夫婦岩」に至り(13:35)、少休憩後、引き続き参道を下り、安産祈願のお寺として有名な「中山寺」(ゴール)に到着(14:30)、ここで解散。

今回のコースは住宅街の周囲を巡るコンパクトなコースではあるが縦走コースならではのアップダウンがあり、またダイナミックな岩登りも楽しめる。
岩登りがお好きな方は是非山本駅から登ることをお奨めしたい。

参加者:会員17名、スタッフ5名、総勢22名

◎コースタイム
9:00 山本駅~9:25 最明寺滝~10:45 満願寺西山~11:35 長尾山~12:05中山(最高峰 30分休憩)~13:20 中山寺奥之院~13:35夫婦岩~14:30中山寺(解散)


1最明寺滝
2岩壁登山①image1
2岩壁登山②image6
3六甲山遠望
4中山山頂
5記念写真
6夫婦岩
7中山寺奥之院
登山学校2024年度活動報告(第3コース実習登山)

登山学校2024年度活動報告(第3コース実習登山)

UP 2025-01-03
報告者登山学校
実施日程 2024/12/21(実習登山)
実施場所(実習登山)銀閣寺~ケーブル比叡

 

登山学校2024年度活動報告(第3コース実習登山)
※延期開催分

 

延期となっていた第3コース(銀閣寺~ケーブル比叡)の実習登山を12月21日(土)に実施した。移動性高気圧が通過するタイミングで、午後には雨が降り出す予報だったため、3時までにはケーブル比叡に到着することを目指して歩いた。 気温は低かったが、風が無く時折陽が差すことも有り、例年の7月の実習登山と比べると快適な山行となった。

第3コースの活動内容は下記のサイトの「第3回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2024年度活動報告)
登山学校2024年度活動報告(第6コース)

登山学校2024年度活動報告(第6コース)

UP 2025-01-03
報告者登山学校
実施日程 2024/10/23(室内),12/1(実習登山)
実施場所(講義)京都テルサ (実習登山)高雄~沢ノ池~京見峠~千束

 

登山学校2024年度活動報告(第6コース)

 

第6回室内学習は11月23日(土)に①「登山アプリの使い方」、②「気象サイトの使い方」という2つのテーマで実施し、実習登山は12月1日(日)に「高雄~沢ノ池~京見峠~千束」で実施した。毎年このコースは翌年1月に実施する第7コースだが、第5コースの一部が伐採工事で通行不可となっている為、繰上げて実施した。今年度は希望者にはトレイルコースを外れて、「仏栗峠~沢山~上ノ水峠」を歩いてもらい、整備されていない登山道を体験してもらった。

第6コースの活動内容は下記のサイトの「第6回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2024年度活動報告)
村上和香選手が京都市スポーツ大賞を受賞/連盟よりお祝い金贈呈

村上和香選手が京都市スポーツ大賞を受賞/連盟よりお祝い金贈呈

UP 2024-12-26
報告者競技委員会
実施日程 2024/12/26
実施場所立命館大学朱雀キャンパス大ホール

本年度、8月の世界ユース選手権、11月のアジアユース選手権でともに銅メダルを獲得した、当連盟所属:村上和香選手が、京都市スポーツ大賞を受賞しました。

京都市スポーツ賞表彰式は、12月26日(木):立命館大学朱雀キャンパス大ホールで執り行われ、村上和香は本年度の世界での活躍を評価され、見事京都市スポーツ大賞の授与となりました。おめでとうございます。

また本賞の受賞に先立って、12月9日(月)当連盟:湯浅誠二会長より村上選手の本年度の活躍を讃え、また今後のさらなる活躍を祈念し、お祝い金が贈呈されました。

村上選手の今後の活躍を心よりお祈りしております。

(左)村上選手(右)湯浅会長
パーソナル山行「滋賀県長浜市 賤ケ岳・余呉湖一周」

パーソナル山行「滋賀県長浜市 賤ケ岳・余呉湖一周」

UP 2024-11-21
報告者パーソナル委員会
実施日程 2024/11/16
実施場所滋賀県長浜市 賤ケ岳・余呉湖一周

JR余呉駅に9:35集合。 どんよりとした曇り空ではありますが、活動中は雨も降らないだろうという予報です。
今回は事前に、コース地図と共に次の3つの課題を頂いており、いつもと少し違った山行になりそうです。

(課題)

  1.  コース上にピークは幾つありますか? 
  2. 貴方が最もきついと思う登りの区間を地図に記入して下さい。
  3. 2で回答した区間の高低差は何mありますか?

ピーク数の答え合わせを行ってから登山開始。 地図を見ながらそれを検証していきます。 
大岩山(282m)から賤ケ岳(421m)山頂までは整備されており歩きやすい道です。紅葉を楽しみながら歩いていると、カツラの落葉から何ともいえない甘い香りが漂ってきました。269.7の三角点を見つけるために、皆で草をかき分け、あたりを探しまわりました。宝探しをしているようで楽しかったです。
この辺りは織田信長亡き後、羽柴秀吉と柴田勝家が覇権を争った「賤ケ岳の戦い」の戦場跡であり史跡も多く存在します。ときおり足を止め説明板を読みながら、戦国の世に思いを馳せました。
そんな事をしながら100mほど登って稜線に出てたあと、賤ケ岳山頂へ到着。 余呉湖の全景と奥琵琶湖が一望できる素晴らしい景色です。ベンチやトイレも設置されており、お昼時という事もあって、たくさんの方が休憩をとられていました。 
昼食後は下りから登り返して公法寺山(380m)へ。そこから紅葉が楽しめる稜線を進み、3つ目の長くて大きな登りを頑張って大平良山(458m)山頂へ。下山はちょっとしたアクシデントがあり、刺激的な藪道を楽しみつつ、JR余呉駅へと予定より早く無事に戻ってくることができました。
今回90~130m程の大きな登りが3ヶ所ありました。自分が事前課題②で、一番つらいだろうと思っていたのは賤ケ岳から下った後の公法寺山までの2つ目の登り。昼食休憩後で体が重く、等高線が一番密であったからです。90m程の登りは(それはそれでつらかったのですが…)実際登ってみると短く感じました。また、3つめの大平良山までの130mの登りは距離が長く、だらだらと登るため、別のつらさがありました。 今回、事前に地図から地形を読み取り、距離の異なる登りを体感した事で、それがどういう程度のものであるのか「経験」として残りました。楽しいかっただけでなく、学びの多い山行となりました。

参加者は会員13名、スタッフ3名、総勢16名

◎コースタイム
9:40 余呉駅~10:25 大岩山~10:10 蜂峰~11:35 賤ケ岳(30分休憩)~13:30 大平良山~15:00余呉駅

パーソナル合同山行「賤ヶ岳・余呉湖」1
パーソナル合同山行「賤ヶ岳・余呉湖」2
パーソナル合同山行「賤ヶ岳・余呉湖」3
パーソナル合同山行「賤ヶ岳・余呉湖」4
パーソナル合同山行「賤ヶ岳・余呉湖」
パーソナル山行「兵庫県篠山市 白髪岳・松尾山」

パーソナル山行「兵庫県篠山市 白髪岳・松尾山」

UP 2024-11-01
報告者パーソナル委員会
実施日程 2024/10/26
実施場所兵庫県篠山市 白髪岳・松尾山

白髪岳は今年8月3日に初山行の機会を頂いた。夏は元々強い方で事前の「武奈がきつければ、白髪岳もキツイ」と見ず知らずのブロガー山行記に勇気をもらい古市駅から続くカンカン照りの長いアスファルトの道脇に広がる稲穂を横目に「お米の収穫、間近ですね」なんてのんびり会話をしながらジリジリ照り返しの強い暑い道を進んで白髪岳登山口で一息。登り始めた登山口から直ぐに始まる急登300m「この坂きついですね」と何度も振り返り、少し登ってはストップし、いつもより多く取った休憩のせいでペースを崩すことになり、今まで経験したことがないくらい苦しい始まりになった。
幸い魔の急登300m以外は特に問題なく楽しく歩くことができ、ケガなく出発した駅まで戻ることができたのはご一緒してくださった先輩方の背や足元を見ながら一定のペースで歩けたことが体への負担を減らし(特に私の場合は膝、股関節への負担)最後まで歩き通せた理由だと思う。
後日、2度目となる10月26日の白髪岳は少々お天気に心配があったが概ね歩きやすい温度の中を歩くことができ前回苦しんだ登山口の急登300m、その後に続く岩場登り、松尾山からの長い下り坂も参加された皆さんとワイワイ会話を楽しみながら歩くことができ、稲穂に変わる黒豆、落花生畑と駅までの途中、農家さん直売の黒豆などを購入して飲食物が減って軽くなったザックを今朝出かけた時と同じ位の重さに戻し「黒豆1k重い・・・」と言いながら無事に古市駅に到着し、リーダーの終わりの挨拶後、解散となった。
そういえば、8月3日は「自分流の安全でケガを避ける方法」(できるだけ一定のペースで歩き、体に負担をかけない歩き方)とは違った「斑歩き」をせざるを得なかった。理由は急登・猛暑・高湿度の3重苦だったが、後日、8月にご一緒させて頂いた大先輩から「あの時は(8月3日)たぶん軽い熱中症だったんだと思う」とお聞きし「3重苦ではなく4重苦だったの?」と改めて登山がいかにハードスポーツであるかを思い知った2度の白髪岳山行となった。

今夏は早い時期から暑熱順化を意識して、夏に向けて歩ける体づくりをしてきたつもりだったが自分が思っていた以上に今夏の低山は厳しかった。
歩きだして4年とちょっと。少し山歩きに慣れ、気が緩んだ時こそ特に注意!
これからも安全登山を第一に。また、必要な知識を徐々に増やしながら楽しんでいけたらと思っています。

参加者は会員13名、スタッフ5名、総勢18名。

◎コースタイム
JR古市駅9:15(18℃・71%)〜白髪岳登山口10:30(22℃・70%)〜白髪岳12:00〜松尾山13:30(18℃・81%)〜 松尾山登山口15:10〜JR古市駅15:45 
◎歩行距離:約11.5Km
◎時間:6.5h(登り:760m 下り:760m)
◎ルート乗数:22

出発前のミーティング
卵塔 僧侶の墓石
大好きな岩場
大きな岩の下り坂
みんなの笑顔
登山学校2024年度活動報告(第5コース)

登山学校2024年度活動報告(第5コース)

UP 2024-10-31
報告者登山学校
実施日程 2024/10/12(室内),10/20(実習登山)
実施場所(講義)京都テルサ (実習登山)二ノ瀬~千束

 

登山学校2024年度活動報告(第5コース)

 

第5回室内学習は10月12日(土)に①「山の天気」、②「登山計画」という2つのテーマで実施し、実習登山は10月20日(日)に「二ノ瀬~千束」で実施した。毎年このコースは11月に実施する第6コースだが、第5コースの一部が伐採工事で通行不可となっている為コースを変更して実施した。今回からは生徒さんに先頭を交代で歩いてもらい、事前に出しておいた課題の回答を現場で確認しながら読図の実習を進めていく。

第5コースの活動内容は下記のサイトの「第5回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2024年度活動報告)
令和6年度 秋の自然観察会「京都御苑のキノコ」

令和6年度 秋の自然観察会「京都御苑のキノコ」

UP 2024-10-25
報告者自然保護委員会
実施日程 2024/10/13
実施場所京都御苑(京都市上京区)

令和6年度 秋の自然観察会 ~京都御苑のキノコ~ 実施報告

心暖かい秋の晴天のもと、子ども1名を含めキノコ観察には程よい55名の参加で実施されました。講師の佐野修治氏により、キノコ観察会での氏の一貫したキノコの見方、考え方を教わりました。それは、「人間(ホモ・サピエンス)もキノコも同じ生物であり、大切にしてほしい」という願いを基本にし、「キノコの名前を単に覚えるだけの観察会ではなく、命の観察会である。」という考え方です。キノコを通して、我々人間の生き方、生死観から地球規模の環境問題にまで及ぶ壮大な問いかけを、氏の歩んでこられた人生と重ね合わせながらお話しされました。

詳細は、報告レポート(PDF)をぜひ御覧ください。


R6秋の自然観察会「京都御苑のキノコ」実施報告
登山学校2024年度活動報告(第4コース)

登山学校2024年度活動報告(第4コース)

UP 2024-10-07
報告者登山学校
実施日程 2024/9/7(室内),9/29(実習登山)
実施場所(講義)京都テルサ (実習登山)ケーブル比叡~大原戸寺

 

登山学校2024年度活動報告(第4コース)

 

第4回室内学習は9月7日(土)に「山の地図」というテーマで実施し、実習登山は9月29日(日)に「ケーブル比叡~大原戸寺」で実施した。いよいよ、地形図とコンパスを使った山行が始まった。読図はこれからも続くので、生徒さんには道迷いをしない為の知識と技術を習得して欲しい。

第4コースの活動内容は下記のサイトの「第4回」から確認して頂けます。


登山学校ウェブサイト(2024年度活動報告)
パーソナル山行「滋賀県 リトル比良」

パーソナル山行「滋賀県 リトル比良」

UP 2024-09-24
報告者パーソナル委員会
実施日程 2024/09/21
実施場所滋賀県 リトル比良

2024年度前期最後の山行は、琵琶湖西岸の「リトル比良」。
9月にしては異常な猛暑日続きの上、事前の天気予報はおおよそ雨。前日に天気が急転して実施が決まったものの、酷暑と雨の両方に気を配るのは大変です。
幸い雨のほうは途中パラパラと頬に感じる程度で済みましたが、その分、湿気がすごく、用意していた500ミリリットルのペットボトル4本が次々と空になりました。

コースは「リトル」の名から可愛らしい印象を受けますが、岳山・鳥越峰・岩阿沙利山の3つの低山を結ぶアップダウンはコース定数24とあって、なかなかハード。
先頭を歩くリーダーの、左右に大きく棒を振りながら蜘蛛の巣を払って歩く姿が印象的でした。綿菓子をつくるかのようでした。
花はほとんど咲いておらず、その代わりにいたるところにキノコがにょきにょき! どれも見た目が愛らしく、そこかしこで女性たちの歓声が上がっていました。
ラスト、長丁場のガレ場では足を滑らせないよう気をつかいました。無事に下山して駅に到着したときには達成感と、心地よい疲れが体に残りました。

参加者19名、スタッフ6名。2班に分かれて出発。
スタッフ1名の引率の元、3名が鳥越峰からエスケープルートで近江高島駅に下山しました。

◎コースタイム
JR近江高島駅 8:45 →長谷寺 9:00 →⽯灯篭 9:50 →岳⼭ 11:20 →オウム岩 12:10 →鳥越峰 12:20 →岩阿沙利⼭ 13:40 →寒⾵峠 15:10 →JR北⼩松駅 17:00

◎走行距離/約12㎞
◎時間/8時間15分(休憩時間を含む)
◎コース乗数24

パーソナル山行「リトル比良2」
パーソナル山行「リトル比良3」
パーソナル山行「リトル比良4」
パーソナル山行「リトル比良5」