登山学校2025年度活動報告(第2コース)
第2回室内学習は6月14日(土)に実施し、実習登山は6月22日に実施した。室内学習のテーマは「山の歩き方」なので、実習登山は第2コースの木の根道、岩場や急坂を使って安全な歩き方の実習を行った。
第2コースの活動内容は下記のサイトの「第2回」から確認して頂けます。
登山学校ウェブサイト(2025年度活動報告)
報告者 | 登山学校 |
実施日程 | 2025/6/14(室内),6/22(実習登山) |
実施場所 | (講義)京都テルサ (実習登山)蹴上~大文字山~銀閣寺 |
第2回室内学習は6月14日(土)に実施し、実習登山は6月22日に実施した。室内学習のテーマは「山の歩き方」なので、実習登山は第2コースの木の根道、岩場や急坂を使って安全な歩き方の実習を行った。
第2コースの活動内容は下記のサイトの「第2回」から確認して頂けます。
JR野洲駅に8:50集合。9時発の滋賀バスで御上神社前バス停まで約5分。
三上山表登山道登山口を9:30に出発。
前日、梅雨明け報道があり、猛暑を懸念していましたが、出発時の気温30度に対して、湿度は低く感じられ、暑いながらもさわやかに感じながら登り始めました。
三上山は標高432m、登山道は樹木の下で気持ちよく歩けました。
三上山から下り、妙光寺山へ向かう道は、途中、小さなピークをいくつか超えて進みます。岩場や険しい箇所もあり、直射日光が当たる道で、暑さがきつかったです。
標高267mの妙光寺山から下ると摩崖仏があり、ほどなくゴールとなりました。
三上山~妙光寺山の縦走は低山でありながら、森の中や岩場などバラエティーに富んだ道で、楽しい縦走路でした。
◎参加者は会員22名、スタッフ7名、総勢29名
◎コースタイム
9:30三上山登山道入口 ⇒ 10:20三上山 ⇒ 11:15女山 ⇒ 13:55妙光寺山 ⇒14:35摩崖仏 ⇒ 14:42ゴール
報告者 | 登山学校 |
実施日程 | 2025/5/10(室内),5/18(実習登山) |
実施場所 | (講義)京都テルサ (実習登山)伏見稲荷~蹴上 |
今年度も事前応募制とし、応募者を先着60名して募集した。募集初日に33名の応募があり、関心の高さが感じられる。期待に応えられるようスタッフ一同努めていきたい。男女比はやはり女性が圧倒的に多いが、平均年齢は毎年若くなっているように思う。室内学習の講座を充実して、今年度は11講座としている。開校式と第1回室内学習を5月10日(土)、実習登山を5月18日(日)に実施した。
第1コースの活動内容は下記のサイトの「第1回」から確認して頂けます。
2025年度指導・遭難対策委員会の第1弾の講習会「春の雪上訓練」を、京都市の金毘羅山で開催しました。
受講者は近年雪山登山を始めたお二人。今後レベルアップを目指す意欲にあふれており、講師側も自然と指導に力が入りました。
雪山に潜む危険、装備についての疑問や困り事、装着のポイントから始まり、アイゼン歩行にピッケルワーク、岩陵帯での通過や耐風姿勢についてもマンツーマンで熱い指導を行い、
最後は滑落停止姿勢練習を行い、来週に予定している中アの木曽駒ヶ岳での雪上訓練に向けた準備を行いました。
講習会の様子は、以下サイトの活動レポートページから確認して頂けます。
4月19日(土)、2025スポーツクライミング競技 京都府選手選考会(兼滋賀国スポ選手選考会)が、サンガスタジアム by KYOCERA クライミング施設で開催されました。
本大会は兵庫県選手選考会と合同で実施され、計50名の選手が凌ぎを削りました。
参加されました選手の皆さま、準備・運営にご協力いただきました役員の皆さま、ありがとうございました。
以下に、競技会成績(府内/総合)を掲示します。
※京都府代表選手選考については、後日発表いたします。
今回の山行は西芳寺(苔寺)から松尾山・嵐山公園と前半は京都トレイル西山コースを逆に辿り、後半は小倉山から六丁峠を経てJR保津峡駅に向かう約11kmのコース。
天気も良く絶好のトレイル日和と思われたが、早朝におきたJR京都駅ホーム上の不審物発見による駅閉鎖・運転見合わせの影響で会員2名が参加できなくなり、一部スタッフや会員が集合時間に遅れるというトラブルに見舞われる。予定より少し遅れて、総勢20名(スタッフ1名は途中で合流)で苔寺BSを出発。
松尾山手前で遅れていたスタッフと合流し、松尾山(276m)に登った後、嵐山公園に一旦下山。公園付近はインバウンド観光客であふれ、人ごみをかきわけ渡月橋を渡り左折。多くの観光客の中、保津川沿いをしばらく歩き、嵐山公園に至る。
トイレ休憩の後、亀山地区展望台に登り、ここで30分のランチタイム。
どの舟も満席で保津川下りの人気の高さが伺い知れた。
ランチ後、全員で集合写真を撮った後、京都トレイルのコースを外れ、小倉山に向かう。小倉山(291m)山頂はほとんど眺望が望めないにも関わらず、「展望台」の看板が置いてあり、不思議に感じた。
小倉山を下ってしばらく歩くと右手に「嵐山高雄パークウェイ」が出現。
パークウェイ横の細くて少し険しい山道を下ると六丁峠に出た。ここで京都トレイル西山コースに戻り、舗装道路を落合橋まで降りる。落合トンネルを抜け、直ぐに左折し、少し寄り道。清滝川と保津川の合流地点の眺望を楽しむ。
ここからJR保津峡駅まで約1kmあまりの道のりを保津川に沿って歩く。
途中、保津川下りの舟やトロッコ電車を左手に眺めながら、保津峡駅を目指す。
愛宕山登山口を過ぎたあたりで保津川に架かるカラフルな鉄橋が遠望でき、JR保津峡駅(ゴール)に到着、ここで解散。
今日は色々とトラブルもあったが晴天に恵まれた楽しい山行でした。
参加者:会員14名、スタッフ7名、総勢21名
◎コースタイム
9:20 西芳寺(苔寺)BS~10:38 松尾山~11:30 渡月橋~11:57 嵐山公園亀山地区展望台(30分休憩)~13:23 小倉山~14:07六丁峠~14:23 落合橋~15:00保津峡駅(解散)
報告者 | 登山学校 |
実施日程 | 2025/3/15(室内),3/23(実習登山) |
実施場所 | (講義)京都テルサ (実習登山)嵐山~松尾山~苔寺谷~嵐山 |
第9回室内学習は3月15日(土)に「山の自然を楽しむ」というテーマで実施し、実習登山は3月23日(日)に「嵐山~松尾山~苔寺谷~嵐山」で実施した。実習登山終了後は、例年恒例となっている「終了式」をレストラン嵐山で実施し、室内学習と実習登山ともに5回以上参加した生徒に終了証を手渡すとともに、皆勤賞・精勤賞の授与を行った。又、この機会を利用して、岳連翼下の山岳会と個人会員について紹介した。
第9コースの活動内容は下記のサイトの「第9回」から確認して頂けます。
金毘羅山での岩登り講習会。事前資料によるといくつかの岩場ポイントが点在し、クライマーに人気の山だそう。テキストにも目を通しておく。履き慣れている通常の登山靴で参加。
参加者10名、スタッフ3名、戸寺バス停に10時集合。車に分乗しふもとの江文神社へ。
まずは神社の一角をお借りし、ハーネスの装着方法を学ぶ。初めてのハーネスに戸惑う参加者も多く、緊張の面持ちである。装備を整えて登り始める。
最初の岩場スポットに到着。あたりには残雪が見られる。スタッフにより手際よく2箇所にロープが設置され練習開始。順番に三点支持を基本にひとつひとつ慎重に登る。岩の握りかた、足のおきかた、姿勢など指導を受ける。しかし下からのアドバイスに応えるのは容易ではなく、手足の長さや体の柔軟性の問題もあり、思うように届かないことも。なんとか無事に上まで登って降りてくる事が出来たが、地面に降りてからも、しばらくは心臓の鼓動が速いままであった。
ひととおり練習した後はロープを撤収。急登を進んで頂上の岩場へとむかう。そこは切り立った崖で高度感を感じたが、大原方面の眺望が素晴らしく、それまでの緊張もほぐれて一息。遅めの昼食を和やかにとっている間もスタッフの方々はロープの設置準備に取り掛かる。
「え?まさかこの岩場で!」…段々と皆の言葉数が少なくなっていった。
午後からの講習再開。自分たちにとってはかなり急峻であったが、慣れてきたこともあり垂直下降にも挑戦。待機中の支点確保。併せてトラバースの練習も行って頂いた。岩場での一般的な基礎技術を体験して講習は終了。下山後に解散となった。
岩場経験がほとんどなく、過去に個人の山行で、岩場への恐怖心に負けて先へ進めなかったという悔しい経験があった自分にとっては、大きな成果を感じた。
手足の長さはどうすることも出来ませんが(笑)、教えていただいたことを基本に、岩場において安全に落ち着いて行動できるよう努めていきたい。最後になりましたが、ご指導頂いたスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。