金毘羅山での岩登り講習会。事前資料によるといくつかの岩場ポイントが点在し、クライマーに人気の山だそう。テキストにも目を通しておく。履き慣れている通常の登山靴で参加。
参加者10名、スタッフ3名、戸寺バス停に10時集合。車に分乗しふもとの江文神社へ。
まずは神社の一角をお借りし、ハーネスの装着方法を学ぶ。初めてのハーネスに戸惑う参加者も多く、緊張の面持ちである。装備を整えて登り始める。
最初の岩場スポットに到着。あたりには残雪が見られる。スタッフにより手際よく2箇所にロープが設置され練習開始。順番に三点支持を基本にひとつひとつ慎重に登る。岩の握りかた、足のおきかた、姿勢など指導を受ける。しかし下からのアドバイスに応えるのは容易ではなく、手足の長さや体の柔軟性の問題もあり、思うように届かないことも。なんとか無事に上まで登って降りてくる事が出来たが、地面に降りてからも、しばらくは心臓の鼓動が速いままであった。
ひととおり練習した後はロープを撤収。急登を進んで頂上の岩場へとむかう。そこは切り立った崖で高度感を感じたが、大原方面の眺望が素晴らしく、それまでの緊張もほぐれて一息。遅めの昼食を和やかにとっている間もスタッフの方々はロープの設置準備に取り掛かる。
「え?まさかこの岩場で!」…段々と皆の言葉数が少なくなっていった。
午後からの講習再開。自分たちにとってはかなり急峻であったが、慣れてきたこともあり垂直下降にも挑戦。待機中の支点確保。併せてトラバースの練習も行って頂いた。岩場での一般的な基礎技術を体験して講習は終了。下山後に解散となった。
岩場経験がほとんどなく、過去に個人の山行で、岩場への恐怖心に負けて先へ進めなかったという悔しい経験があった自分にとっては、大きな成果を感じた。
手足の長さはどうすることも出来ませんが(笑)、教えていただいたことを基本に、岩場において安全に落ち着いて行動できるよう努めていきたい。最後になりましたが、ご指導頂いたスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。