新年初めての山行は、奈良県橿原市の大和三山。大和三山とは、畝傍山(うねびやま/198.5m)、香具山(かぐやま/152.4m)、耳成山(みみなしやま/134.3m)をいいます。
当日は京都駅から近鉄電車に乗り、朝10時に橿原神宮前駅で集合。軽い準備体操をした後、総勢21名で、橿原神宮→畝傍山→昼食(明日香庭球場)→香久山→藤原宮跡→耳成山→近鉄八木駅というルートで14キロほど歩きました。
三山とも小高い丘のような印象で、道は整備されており、ほとんど汗をかかずに歩けましたが、登り下りを繰り返すと、やはりじわじわと足につかれがきます。歩く距離も長かったせいか、帰りの電車の中ではあっという間に眠りに落ち、心地よい倦怠感が体に残りました。
今回の山行では、三山だけでなく、橿原神宮で見上げた晴れ晴れとした青空や藤原宮跡、ところどころで見かけた史跡や歌碑も印象的でした。
かつて都があり、『万葉集』等に掲載されている多くの和歌の舞台にもなっている土地柄のためか、はたまた勝手な思い込みか、平地を歩いているときには京都のいなかのほうとはまた少し違う、のどか、という言葉以上の、安寧な空気が漂っているようでした。
風もなく、一足早い「早春」を感じる穏やかな山行となりました。
万歩計は23,000歩! 次回は2月17日(土)、この日も晴れますように。
●コースタイム
出発/橿原神宮前駅 10:10→橿原神宮 10:25→畝傍山 10:53→本薬師寺跡 11:52→明日香庭球場 12:10(昼食休憩30分)出発/12:40→香久山 13:14→藤原宮跡 13:41→耳成山 14:39→近鉄八木駅 15:07
走行距離/13.7㎞ 時間/5時間(昼食・休憩時間を含む) 累計高度/+301m、-314m