ヘッダー2
ヘッダー2
「登山学校」特設サイト

 
「登山学校・基本コース」
space
 第4回[第4コース/テーマ:山の地図]
190908_1space190908_2
190908_3space190908_10
190908_4space190908_5
第4回の参加者(班ごとに撮影。水井山頂上で)
space
190908_6
190908_7
展望所(ポイントC)での読図実習
space
190908_9space190908_8
左=横高山への急坂  右=ヤマジノホトトギス
space
space
 9月8日(日)、心配していた台風の影響もなく晴天。9時に比叡山ケーブル八瀬駅前に参加者55名とスタッフ17名が集合した。ケーブルの待ち時間を利用して、吉村講師からコンパスの持ち方と磁北線の説明を受け乗車。
 ケーブル比叡駅に到着後、6班に編成した。班ごとに、地形図とコンパスを使って整置の方法を実践。地形図と同じ方角にケーブル駅の建物があるかなど、現在地を確認。次にどちらの方向に行くのかなど、本日は課題が多い。
 次のポイントまで進むと、すぐに現在地の確認。参加者は慣れない地形図とにらめっこ。等高線の幅で、傾斜が急か緩いかを確かめながら歩き進める。
 ポイントCで素晴らし景色を眺めながら、これから向かう横高山・水井山を確認。その他に、愛宕山・竜ヶ岳・地蔵山や皆子山(京都府最高峰)等も確認できた。
 歩み進めていくうちに、いがぐりがあり秋を感じるひとときも。浄土院までの石段は以前よりも段差が緩く改修されている。昨年の台風被害にあった居士林は無くなり、様子が変わっていた。
 少し歩いて地形図を見る癖が参加者にもついてきた頃、昼食前のひと踏ん張り。横高山の急登に差しかかる。登りきってからの昼食はさぞかし美味しかっただろう。
 昼食後、午前中は人工物で場所の確認ができたが、午後は地形の変化などで現在地を把握する。横高山と水井山の間には、鞍部があるはずだと地形図から先読みをしていく。
 水井山の急な登りは、気温も上がり汗が噴き出てきた。水井山で三角点を確認し記念撮影。
 下りは、前回習ったストックを使って歩く参加者も見られた。途中、ヤマジノホトトギスが可愛く咲いていた。下りが続いて足に負担が出てくる参加者もいた。読図しながらの山歩きは、いつも以上に緊張し疲れが出ただろうが、達成感もあったようだ。
 予定時間どおりの16時半に戸寺へ到着。ストレッチで疲れた筋肉をほぐした。
 蜂やヒルなどもいたが、トラブルもなく読図の実習登山は無事終了した。(G.T)
space
space
→ 「登山学校・基本コース」
→ Home

© Kyoto Alpine League 2011