第2コースは、トレイルコースの中で最もポピュラーな大文字山だ。数日前までは雨の予報だったが、当日は夕刻まで降らずに待ってくれそうな予報に変わっていた。今回のテーマは「山の天気」で、参加者の皆さんにとっては雲や風の変化を実感していただけたかと思う。
参加者33名とスタッフ9名は、蹴上の田邊朔郎像前に全員が予定時間までに集合した。今回からは、歩行に自信のない人から順次4つのグループに分かれてスタートした。
日向大神宮ではパワースポットとして話題になっていることや、新たに改修された外宮と内宮社殿の造りの説明ののち、天の岩戸をくぐりで厄払いをして山道へ入る。七福思案処では、その名のとおり他方面の道から登って来た人たちと合流する場面も見られた。途中にある展望の良い場所では、休息を兼ねて眺望を楽しんだ。
大文字山山頂近くの四辻では、あえて滑りやすい斜面を利用して歩き方の練習をしたあと山頂に到着する。ここで昼食。食後は各班に分かれて第1回目のテーマであった「山の装備」を、「持ち物チェックリスト」に基づき説明し、点検作業を行った。
「大文字」の火床では、市内を眼下に一望できる景色に感動する。弘法大師堂前で班毎に写真撮影後、銀閣寺へ向けて下山した。ちょうどこの頃から小雨が降り始めたが、持参したレインウェアを出す必要もない小雨であった。披露は次回以降に持ち越しである。
銀閣寺近くの八神社でストレッチをして解散した。(T.N)
《時間記録》 蹴上=田辺朔朗像前広場(9:00集合、9:15出発)〜 日向大神宮 〜 七福思案処(10:40)〜 大文字山(12:15〜13:40) 〜 「大文字」火床 (14:00)〜 八神社(15:00解散) |